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SupportGONGの扱い方

THE KOKONOE・GIZAはスイスに本社を置くシンバル・ゴングの世界最高峰メーカーPAiSTe(パイステ )社のPlanet Gong及びSound Creation Gongはじめ各種ゴングの日本正規特約店及びPAiSTe社公認ゴングセンター日本代表です。

Planet Gong及びSound Creation Gongは次世代の響きを持つゴングとして世界的に注目が高まっています。

PAiSTe社と40年以上の信頼関係を形成している株式会社モリダイラ楽器はPAiSTe社製品の日本正規代理店です。

株式会社モリダイラ楽器とTHE KOKONOE・GIZAは提携し、日本正規特約店としてゴングの取扱いが実現しています。

こちらのページはPaiste社より許可をいただき、https://www.paistegongs.com/ の内容を、THE KOKONOE・GIZAにて翻訳・加筆して掲載しております。

ゴングの構造、ゴングを叩くエリア、ゴングのサスペンション、ゴングのクリーニング、運搬方法と取扱いについて詳しく説明します。

ゴングの構造

ゴングを叩く場所

ゴングのどこを叩くかにより、音の反応が異なります。
以下の原則に従います:

シンフォニックゴング、サウンドクリエイションゴング、プラネットゴングなど、それぞれのゴングには、そのキャラクターと音質に応じて最適に音が展開される理想的な打点があります。

ゴングのクリーニング

ゴングは時々掃除する必要があります。セットアップや演奏や移動の際に蓄積した汚れは、弱音器のようにゴングの自然な振動を阻害します。


ゴングは酸化や汚れの蓄積を防ぐためワックスでコーティングされています。クリーニングの際、このワックスが徐々に剥がれ落ちるので、新しいワックスに交換しなければなりません。


クリーニングには、粒状または酸性の洗剤、およびアンモニアを含むものは使用しないでください。ゴングのクリーニングとワックスがけは、ゴングの表面にある削れ(ある場合)の方向に、軽い圧力で行ってください。無色で柔らかい布を使用してください。布に洗浄液をつけ、ゴングをクリーニングします。残った洗浄液をさらに 2、3 枚の布でこすり落とします。次にワックスコートを塗ります。木の表面をきれいにし、保護するために通常販売されているような、流動性のある透明なワックスが最適です。

ゴングの運搬と取扱い

パイステのゴングは、ゴング職人の巧みな技術と経験によって、価値ある楽器となります。ゴングは、それを作るのと同じように丁寧に扱われるべきです。


以下のガイダンスに従ってください:

ゴングを踏む、へこませる、または押したりするような圧力は、ゴングが変形し、音が変わってしまう原因となります。

ゴングは縁で置かないでください。
ゴングが倒れたり、周縁部が変形してしまいます。

ゴングはいつも表面を下向きに置いてください。
運搬の際は、下向きのまま互い違いに置いてください。表面を傷つけないように、間に毛布やゴムのような保護剤を挟むとよいでしょう。

最も安全な運搬方法は、頑丈な段ボール箱または木箱に発泡スチロールまたは毛布の緩衝材を入れる事です。

その他の注意点

  • 装飾品やファスナーのついた衣服やベルトを着用しないでください。金属製品がゴングに触れないようにすることが重要です。
  • 指と金属が接触することはできるだけ避けてください。もしゴングの前面に跡がついても心配いりませんが、クリーナーと清潔な布を使ってできるだけ早く取り除いてください。