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【4/21 東京神楽坂】真清浄寺にて得度しました

2024.4.21

2024年4月21日(日)師匠である吉田日光猊下(げいか)が住職を務める東京神楽坂・真清浄寺で得度いたしました。

戒名を授かり「光昇」と申します。

「光昇」という名前は、行く先々で光のエネルギーを放ち、光の柱を立てていくことを志とする名前です。

同時に「白龍大善神」の御本尊をお迎えし、御魂入れの儀式も挙行されました。

この変化変容の時代にあって得度するということは、自身の志に真っ直ぐであること、心の声と直感に誠実であること、心身魂の鍛錬向上を続けること、その上で、祈りと救いの道を歩む宗教者として覚悟を決めたということです。

吉田日光猊下とは昨年4月「神仏習合 花まつり」を機にご縁をいただき、水行修行を受けた際、信じ難い超越的な超倍音マントラを全身で浴びた衝撃があまりにも大きく、この高波動エネルギーを細胞合成し続けなければならないと魂を鷲掴みにされました。

数ヶ月後に志をお伝えし、弟子入りを懇願すると、温かくも奮い立たせられるお言葉をお返しくださいました。

「水谷さん、あなたの魂が分かっているはずです。偶然はないですね。必然だと思います。私とあなたは過去生の荒行者の仲間同士ですよ。一緒に昔もやっていたんですよ。だからお惹かれになる。私が今世で身に付けてきた行法・知恵をお伝えしていきます。水行修行は毎回やりましょう。人生が深くなっていくでしょう。少しずつ霊性が向上し、法力も獲得されていくでしょう。」

感動しました。去年の夏頃の会話です。私はこの原点を忘れません。弟子入りを快く受け止めてくださった訳です。

それから月1回東京に通い、水行修行と研究会を通じて口伝・秘伝の伝授を受けてまいりました。

日光猊下は世界三大荒行の一つとされる日蓮宗の荒行をなんと7回(700日)も成満され、この偉業は現代に生きている宗教者では皆無のようです。

冬にお寺に入って行われる100日間荒行は想像を絶する過酷さとのことです。両親の死であっても、自らが修行の最中で命を失ったとしても修行期間中は外に出ることは許されません。

毎日2時間半睡眠で、水行は1日7回、それ以外の時間は読経・写経を行い、食事は朝夕に質素なおかゆと味噌汁のため、体重が15〜20kgほど落ちるそうです。

読経では喉が潰れて血が出ることもあったそうですが、回復してくると再開し、また喉が潰れて、、、のサイクルを繰り返すことで、あの超強力な倍音を発生させる「声帯と声(波動)」を作り上げていかれたというから大いに頷き、納得します。

そして、厳しい環境の中で修行僧達は加持祈祷の秘伝を伝授されるということです。

日光猊下の本気の「魔の退散」の加持祈祷をこれまで数回間近で見せていただきましたが、単刀直入に言って「鬼でも魔物でも地獄の底まで逃げていくに違いない」と強く感じました。

こんなものを自分がくらったらひとたまりもない。魂が消えて無くなりそうだ、と。

若き頃の日光猊下は廃寺寸前のお寺に力試しで入り、当時檀家が7件だったところ、たった一人でも訪問者がいると熱心にお経を上げ、困っている人がやってくると加持祈祷を通じて病気を直したり、家族不和の解消に奔走されたそうで、結果、檀家が500件にまでなったそうです。

これは経済界で言えば、起業家的であり、新規開拓の鬼、まさにパイオニア的な業績です。

現実を変革させる法力を持ち、困った人が、即、現世利益を感じられるほどの強力な加持祈祷で臨んだということです。

その強力な法力と世界観。

それが今の私に必要だと感じたのです。

なぜか。

ゴングは法具だからです。

なまじの状態で演奏を続けていると、たちまち限界がやってくる、自分に力があると勘違いし盲目的になる、予想外の事態を招く可能性がある、又、聴衆の人数が増えれば増えるほど、浮いてくるエネルギーの影響をモロに強烈にくらってしまうこともあり得ます。

ゴングは単なる音の出る楽器ではないのです。

人類史を通じて集積してきた宗教的英知を音(波動)として放つ宝具であり、扱う人間を色濃く反映します。

シンプルでありながら、謙虚さと畏敬の姿勢が求められるはずです。

そう言った意味でも、日光猊下と出会い、水行修行を通じて法力を鍛え、加持祈祷の世界を少しずつ身につけ、導いていただいている流れは、宇宙が動いてくださったご縁なのかもしれない、と感じずにはいられません。

さて、現在の日本は神社仏閣の維持に問題を抱えていることをご存知の方も少なくないかと思います。

運営面で財政的に厳しくて廃されたり、人材不足・担い手不足で事業継承が不能に陥ったり、海外資本に買収されたり、という負の側面があります。

「信仰と神話を失った国は滅んでいく」という賢者の言葉は有名ですが、何事もなく平和に暮らせる社会環境には歴史を通じて信仰、宗教が大いに機能してきたお陰であるとも言えます。

宗教とは人智を超えた力に異敬心を抱き、宇宙の究極原理を体系化した教えです。やはり変化変容の時代で果たすべき機能は大きいと思います。

真清浄寺は寺院経営では時代の流れを捉え、人々の心の動きとニーズを鋭敏にキャッチされ、宗教者として社会に必要な対応、サービスを実施されています。

二宮尊徳は「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である」という至言を残していますが、経済と信仰の両輪を実現されている真清浄寺の宗教法人の経営手法を間近で拝見し、大いに学んでいます。

日本人で誰もが知る著名人の一族のお墓も管理されています。

又、今年、日光猊下は世界宗教者平和会議に出席され、普遍宗教とは何か、人類を平和に導くためには何が必要か、を探究されてくるとおっしゃっておられます。

得度した私も師匠の高い視座と熱い志に刺激を受け、進化発展を目指していきたいと思います。

これまで培ってきた事業・活動・表現に、祈りと救済の世界を融合させ、荒行者直伝の加持祈祷の体得に励み、一層頑張ってまいりたいと思います。

この先も益々修行研鑽と伝授は続きます。

最先端の生き方に妥協しません。

どうぞ皆さま、今後ともよろしくお願いいたします。

大切なご報告をお読みいただき、ありがとうございました。

真清浄寺修徒 水谷光昇
https://shinshojoji.com/free/profile

日蓮宗荒行
https://www.honkouji.com/info/jusyoku/aragyou

THE KOKONOE・GIZA ゴング奏者 水谷翔(光昇)

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