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11/12【福岡県英彦山】ウルトラゴング遠征報告《英彦山と戸隠の見えない絆と響き合わせ》

2022.12.5

11/12(土)九州・福岡県、紅葉真っ只中の英彦山にて、徳積財団様主催のイベントにてGIZAメンバーと共にゴング演奏を実施しました。お陰様で盛会で終えることができ、ご報告いたします。

かつて英彦山は日本修験道発祥の地・神の山と言われ、800を超える宿坊が立ち並んだ時代もあったそうです。当時檀家は一軒の宿坊につき約2,000〜3,000人。合計約20万人以上という超巨大なネットワークが形成されていたというスケールの大きさに驚きが隠せず、今もなお信仰・行法が継承されています。

時代変化の激流に耐え、未来につないでいくべく、志高く活動されている皆様との一期一会の機会に尊さを感じ、真心と人間的な温もりを感じ続ける時間となりました。

日本文化と知恵が結晶した、炭、水晶、発酵、天然素材、茅葺、囲炉裏、花器のしつらえには、生命力がダイナミックに高まる感覚が抱きました。長野戸隠から英彦山まで片道1,000Kmの長距離移動の疲れが吹き飛ぶ極上空間に身・心・魂が喜びました。

演奏会場となった「守静坊」の木壁には弁財天(芸能の神・サラスバティー)が描かれており、200年以上前の鏡が鎮座。この宿坊は築300年以上と言われ、英彦山の中で最も古く、数ヶ月前に葺き替えが終わったばかりという立派な茅葺き屋根が印象的でした。

ここで響きあわせた法螺貝、ゴング振動の神々しいまでの力強さは卓越していたと思います。

お聞きくださった方々は国籍を超えて世界レベルで活躍する実力派の方々も多く、その高いエネルギーと期待の大きさは肌感覚を通じていつになく事前に察知され、襟を正し、英彦山の自然と共鳴していく気持ちで奏でました。現場に真理あり。本当に鍛えられます。

こんなに自然的・人間的な学びをいただく機会はそうはありません。響きがつないでくれたご縁。響きに乗って拓かれていく世界。何より戸隠からお伺いした驚くべき深い意味。見えない領域での確かな動きを感じ、回収されていく人生の伏線に鳥肌が立ちました。

原点の音楽プロデューサーの宮本貞雄さん、企画運営にご尽力下さった写真家・守静坊主のEverett Kennedy Brownさん、現地で何から何まで丁寧にご対応くださった徳積財団の野見山広明さん、本当にありがとうございました。

次の再会の日が楽しみです。今回のご縁、心より敬意と感謝を込めまして。

【参加者のご感想】

・心が動かされ、とてもいい体験をすることができました。今後の活動も応援しています。宜しくお願い致します。

・ゴングの振動、バイブレーションが身体に残り続けています。有り難うございました。

・本日は素晴らしい体験をさせていただき誠にありがとうございました。

他多数。

ありがとうございました。

【関連情報】

▶︎ 守静坊

▶︎ 徳積財団 第3回 仙人苦楽部のお知らせ

GIZA 代表 水谷 翔

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