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【私は諦めない】除夜ゴングへの覚悟

2022.12.21

12/10-11 北海道ゴングが終了し、休む間もなく年末年始に日本橋で控える「除夜ゴング」に向けて駆け抜けています。

今年、最後の天からの試練(ギフト)と捉え、内なる声に従い前進しています。

担当リーダー交代の意思決定がなされた先週12/12、私は北海道におり、新潟港に向けて出発する船に乗る直前でした。

感動的だった北海道ゴングの余韻に浸っている余裕はほとんどなく、「次にどうする!?最善策は何か!?どういう戦略でやるのか!?」と脳と身体は休む暇を与えて頂けない状況へと突入しました。

12/8-9 初めての北海道行きの船では秋田県沖で大きな時化(しけ)に見舞われ、船内は正常に立って歩行することも難しく、震度4が10時間くらい続くような環境で、生まれて初めてこれほどの厳しい船酔いに襲われ、激しい頭痛と嘔吐を繰り返しました。

まさかの不安もよぎり、これが感染症だったらイベント自体が全て水の泡になるのではないかと心理的にも追い詰められていきました。

16時間の航海が果てしなく長く感じられたのです。

幸い小樽港に到着すると体調は回復し、感染症ではありませんでしたが、夜はほとんど眠ることができなかったので倦怠感が残っていました。

地の利も情報も何もない環境、真っ暗で雪の積もった氷点下の高速道路を一人ウルトラゴングを積みながら走行し、もしもの事があってはいけないと思い、眠気と倦怠感と戦いながら慎重に慎重を重ね、緊張感でこわばった身体のまま札幌市に向かいました。

そして、北海道神宮で早朝にお参りをした時、光の尊さを強く感じ、大きなパワーが注がれ、気力・体力が急速に高まりました。

この時の感動を言葉にしておきたいと思い、投稿もしました。

本番前はこんな状況でしたが、12/10-11 北海道ゴングは無事に終了。来場者数は約100名。反省点は多々ありましたが、盛況で幕を閉じました。

一瞬安堵できるかと思ったのですが、なぜか焦燥感と霧が立ち込めるようなムードに一気に覆われました。妙な胸騒ぎがしたのです。

「除夜ゴング」の企画リーダーから連絡が入り、ご家族の病気が進行してしまい、これ以上企画を続けることが困難であるという報告。

「開催時期はもうすぐそこまで来ている。さすがに打つ手が無いかもしれない。北海道ゴングで放出した体力・気力の回復も必要だ。ダメかも」と一瞬ネガティブな思考がよぎります。

しかし、ここまで企画を進めて来てくださった彼女の熱意と献身は並々ならぬものがあり、お客様や関係者からの期待もある、このままでは終わらせられない、息をふきかえすぞと腹をくくり、企画リーダーと総責任者に私がなるぞ、と意思決定しました。

とは言うものの、実は12/12に除夜ゴングのリーダーのバトンタッチを私が受けた時点では、お申込者数は30名弱という状況。焦る気持ちが強まります。

そして、今から小樽港で船に乗って新潟港まで帰らなければいけない状況。しかも、船内は出港すると、まもなくWifiが伝えなくなり、事務仕事・情報伝達が出来なくなります。

僅か16時間のことですが、今の状況で16時間は10分くらいに感じました。行きも帰りも、この16時間は途方もなく長くて、短い。

12/17には京都ゴングも予定していたので、その準備と構想もあり、本当に時間が全然ない状況。

時間がすぐそこまで差し迫っているため、理性で思考すると、脳内では「時間がない」を連呼し、どんどん追い詰められてしまいます。

そこで、私はどうせWifiがそのうち使えなくなるなら、思い切ってスマホもPCも電子機器は全て電源をOFFにすることとし、まずは大浴場で心身を綺麗にしようと思考転換。

大型船のため、露天風呂があり、大海原の波音と迫力あるエンジンを聴き、夜空の星々を眺め、自然と瞑想状態に入っていきました。

すると、意識の底から次々とアイデアが浮かんできて、クラウンチャクラ辺りから天のエネルギーがドバドバ入ってくる感覚があり、急に全身全霊が「除夜ゴング」モードに切り替わりました。

すぐさま大浴場から出て、船内ロビーにてノートにペンで走り書きをし始めたら、最高のアイデアが次々と出てくるではありませんか。

日本人としての自覚。今この多難で変革期の時代に生きる意味。生命の根源。人間であることの哲学。振動の真の力。

原点への意識が強烈に強まりました。「これだ!」。このフロー状態でありったけの情報を引き出すぞ、と。

狭い部屋のベッドに戻ってからもノートにアイデアを書き続け、いつしか心理的分岐点を超えた時に自然と眠りに入りました。4日ぶりの熟睡でした。

起床後、船内レストランで朝食を食べ始めると、アイデアがいよいよまとまり始めました。

「よし!直前期であるが思い切って一刀両断。プログラムとエネルギーを一新する!破天荒な決断をする!」と覚悟した瞬間です、あの大海原にかかる虹が突如出現したのです。

あまりのタイミングに「うっそだろ、、、」と思い、ウェイトレスさんに「ちょっとあり得なくないですか、あの虹」と話すと、「わぁ!信じられませんね」と。

甲板に出ると、急に天からまたエネルギーが注がれる感覚がありました。

亡き父と祖母が出て来たのです。

「大丈夫や。大丈夫や。自分を信じていけよ」

「翔ちゃんには昔、光霊の翼を天界から授けたね。それを思い出して。きっと大丈夫」

そんな言葉が本当に聞こえて来たのです。

そして、虹がみるみる大きくなっていき、涙がダーーーっと溢れました。

ホント、嘘みたいでしたよ、なんで意識を集中すると虹が大きくなるんだって。

そんなことあり得なくないか、と。

大きな自然界からのエネルギーが注がれたからか、除夜ゴングのアイデアがさらにブラッシュアップされ、骨子も決まりました。

新潟港で船を降り、戸隠に帰る高速道路で、これはSNSに投稿しませんでしたが、なんと2度目の虹を見ました。

これまた海にかかった大きな虹で、両端が見えるほどの美しい虹でした。運転中のために撮影できなかったですが、海から応援のエールを受けているかのようでした。

そして、12/13 昼過ぎに戸隠の自宅に戻り、休憩数時間後、超集中して新しく構築したプログラムの案内文をまとめました。我ながらあり得ないほどの集中力とパワーで2時間で完成させました。

こんなスケジュールで動く中、さらに次のイベントの打ち合わせが入ったため、12/14は代官山、そして恵比寿へ。深夜まで打ち合せが続きました。

思考内は常に4〜5のプロジェクトの情報が並行しており、状況と時間を忘れて没頭してコンテンツを熟考・制作していたため、まともなホテルをおさえることができず、カプセルホテルで数時間寝て、12/15に戸隠に帰省。

そして、文章を再度整えて「12/26-1/5 除夜ゴングについて企画・体制の変更に伴う新しいプログラムのお知らせです」を投稿しました。

その後、次なるイベント12/17の京都ゴングの準備を行い、ウルトラゴングを積んだハイエースで京都に向かいました。

12/15から今日で6日目。魂のエネルギーを込めるように努め、メンバーとも波長共鳴の奇跡を信じて進めてきたところ、集客数は6日間でGIZA単独プログラムは80名を超え、特別セッション枠も含めると130名を超えました。

特に12/17の京都ゴングの日は驚くべきことに、一日で20名以上のお申込が各方面から入り、勢いと加速が出て来ています。

除夜ゴングはある種の天啓と感じており、来年以降も大切にしたい企画であり、第一弾がこの年末年始の日本橋での開催となります。

生きとし生ける人々の今世・来世も幸せを願う清浄な音の広がりを除夜の鐘として鳴らしている日本人の精神性と霊性。高い浄化力を持つゴングの波動を年末年始に放出することに私達は深い意味を感じています。

もうこの怒涛で激動の流れですから、安易なお誘い文句はありません。

熱意と霊性が込められた最高のイベントにし、天の流れだと思って駆け抜けます。

私は諦めません。

全てのパワーを放出し、納得が行く水準でやり切ったと言いたいです。

GIZA 代表 水谷 翔

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